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趣味のシルバニアファミリーの事、小さい物を載せています。
カンガルー姉妹の村
カンガルー姉妹の村の話
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名前: *詩歌*(しいか)
シルバニアやミニチュアが大好きです。
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頑張り屋のメイプルネコくん①

『カンガルーフラワーショップ』の朝は早いです。

まずはお客さんが気持ち良く来てもらう為には
お掃除は欠かせません。

カンガルーさんのお家でメイプルネコちゃん(姉)を
待つ事にしたメイプルネコくん。

★メイプルネコくんが仲間入り

ちゃんと毎日お手伝いをしています。

それに店長のカンガルーのお母さんと同じくらい
頼りになるアカシカのお母さんが腰を痛めてしまったのです。

★腰を痛めたアカシカさん



「僕、アカシカさんの分も頑張ります!」と言ってくれました。

(少しでもカンガルーさんの役に立たなくちゃ。
 お世話になってる身なんだから!)

そんな事を考えながら朝のお掃除をしていました。

 

砂埃を丁寧に払います。



「やっぱりお店は綺麗じゃなくちゃ♪」



「今日も綺麗に咲いたね♪」

綺麗に咲くお花に声をかけます。

ここに来る前はお花に興味がなかったメイプルネコくん。
だけど今では色鮮やかなお花に囲まれて好きになりました。

そこへカンガルーお母さんとカンガルー妹ちゃんが
家事と外の掃き掃除を終えてやって来ました。

「メイプルネコくん、いつもありがとうね♪」
カンガルーのお母さんがにっこり微笑みます。

「いえ、住まわせてもらってる身なので。
 働かざる者食うべからずです!」

「あら、そんなに力まなくていいのよ^^」



「そろそろお花を仕入れないとね」
とカンガルーのお母さんは呟きました。

「次は・・・何するの?」
カンガルー妹ちゃんはメイプルネコくんに尋ねました。

「鉢植えの手入れをしようと思って。
 一緒にしてくれる?」

「うん。・・・このスコップ使えばいいの?」

「そうだよ。雑草が生えてたら抜いて――」

いつの間にか人見知りのカンガルー妹ちゃんとも
メイプルネコくんは打ち解けていました。

そんな一生懸命な二人をカンガルーのお母さんは
優しい眼差しで見つめました。



~つづく~



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腰を痛めたアカシカさん

それは突然起こりました。

「本当にごめんなさいね・・・」

腰を摩りながら、アカシカのお母さんは
カンガルーのお母さんに謝りました。



「何を謝る事があるの。今は貴女の身体の方が大事よ」

カンガルーのお母さんは心配そうに
アカシカのお母さんを見つめました。

ここの『カンガルーフラワーショップ』は
カンガルーのお母さんが店長。
アカシカのお母さんが手伝いをしています。

 

「でもまさか腰を痛めてしまうなんて・・・」

アカシカのお母さんはベンチに腰かけるとしょんぼりです。

いつも通り植木を移動させようと持ち上げた瞬間、
グキッと腰を痛めてしまったようです。

「気にしなくていいのよ!今は休んで頂戴」

そんな二人のやり取りに気づいたカンガルー妹ちゃん。

「どうしたの・・・?」と尋ねました。



「さっき植木を持ち上げたら、腰がね・・・」

アカシカのお母さんは情けないと苦笑いです。

「え!? おば様、大丈夫なの!?」

「あはは。妹ちゃんも気遣ってくれて、ありがとう。
 大丈夫・・・よ」

本当は痛いのに我慢している事は
カンガルー妹ちゃんでもすぐに分かりました。



「なら、私が・・・お店の手伝いをするよ!」

いつも引っ込み思案なカンガルー妹ちゃんが
こんなに積極的に言ってくれた事は珍しい事でした。

「でも、体力を使う仕事だし・・・」

「私、頑張るよ!」

カンガルー妹ちゃんの熱意にアカシカのお母さんはにっこり笑うと
「じゃあ、この店をお願いね」と言いました。

カンガルー妹ちゃんは深く頷きました。



~つづく~






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小さなうさぎさん

『ぺったん ぺったん お餅つき~♪』

『ぺったん ぺったん お餅つき~♪』

ある日、カンガルーフラワーショップから
不思議な歌が聴こえてきます。



『ぺったん ぺったん お餅つき~♪』

今日はカンガルーのお母さんがご用で
フラワーショップはお休みの筈です。



丁度学校から帰って来たカンガルーちゃんは
歌のするフラワーショップの方へやって来ました。

(どこから、聴こえるんだろう・・・?)

辺りをきょろきょろ見回します。

すると小さなうさぎさんを発見しました。



楽しそうに小さな臼に入ったお餅をついています。

『ぺったん ぺったん お餅つき~♪』

この不思議な歌はこの小さなうさぎさんが歌っていました。



そっと近づいても気づかないうさぎさん。

『ぺったん ぺったん おもち・・・・??!!!』



突然、目が合い驚くうさぎさんとカンガルーちゃん。

うさぎさんは小さい体に
臼と杵を背負うと一目散に逃げていきました。



それを唖然と見つめるカンガルーちゃんemoji

あの小さいうさぎさんは
一体なんだったのでしょうか・・・?
 
 
~小さなうさぎさん:おわり~



***

娘が一回だけガチャやりたい!と
悩んで選んだのがこれでした。



可愛いemoji

どうやらエポック社のうさぎさんのようです(*^_^*)

 

開けた瞬間に親子で
「小さい!可愛い!!」と目を輝かせましたemoji



娘がここにちょこんと置いてくれたので、
こんな不思議なお話が完成しました☆

私のよく分からないお話にお付き合い下さる方々
ありがとうございます。
観覧とても嬉しいです(*^^)



拍手[3回]

間違えた鬼さん

今日はひな祭りです。
(正確に言うと昨日がひな祭りでしたemoji

・・・の筈なんですが。

何やらひな祭りっぽくない後姿を
カンガルーちゃんは見つけました。

「・・・どうしよう・・・」

哀愁漂う後姿の誰かは、そう呟きました。



「あれ?あの人、誰だろう?」

カンガルーちゃんはそっと近づきました。

振り返ったその誰かはカンガルーちゃんと
同じカンガルーのお兄さんでした。



「お兄さん・・・どうしたの?」

「あっ、初めまして」
カンガルーのお兄さんは頭を下げました。

カンガルーちゃんも挨拶をすると、
その姿に気づきました。

「お兄さん、鬼さん?」

「うん。節分だから来たんだけど・・・。
 どうやらひと月間違えたみたいemoji



確かに今日はひな祭りで、
節分は終わっています。

「おかしいなと思ったんだ。
 誰も豆を投げてくれないからemoji

どうやらこのお兄さん間が抜けているようです。

「折角鬼さんになったのに、残念だったね・・・」
カンガルーちゃんが励まします。

「うん。でもこの格好気に入ってるから♪
 来年、今度は忘れないようにまた来るよ!」



笑顔のお兄さんにカンガルーちゃんも嬉しくなって頷きました。

「うん。私、忘れないで待ってるね♪」

「ありがとう、カンガルーちゃん♪」

二人は手を振り合うと来年また会える日を楽しみに
その場を去りました。



~間違えた鬼さん:おわり~



***

お兄さん設定の鬼さん。



カンガルーちゃんと比べると親子のようですが、
背の高いお兄さんと言う事にしておいて下さい(^^ゞ

因みに我が家のカンガルーお父さんの違いがあります。

 



同じ顔ですが、お父さんの特徴は耳。



耳に傷があるのが我が村のお父さんです。

カンガルー父「これぞ、男の勲章!!」

なんて決めポーズしてますけど、
ただ擦り剥いてしまっただけです・・・(T▽T;)

カンガルー父「・・・(´・ω・`)しょぼーん」



***

>>ホーミンさんへ
拍手コメントありがとうございます。
どうぞブログに載せて頂いて大丈夫です(*^_^*)
寧ろ大歓迎です(笑)
 
 
 
 
 
  
  
  

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メイプルネコくんが仲間入り

いつも通り『カンガルー姉妹の村』は
穏やかな日々を過ごしています。

そんな村の『カンガルーフラワーショップ』に
初めて見る男の子が現れました。



「ここがカンガルーさんのフラワーショップだよね?」

訪問して来たのは『メイプルネコの男の子』でした。
どうやらお花を買いに来た・・・とは違うようです。



「すみません。何方かいませんか?」

メイプルネコくんが呼びかけると
丁度店番をしていたカンガルー姉妹がやって来ました。



「いらっしゃいませ!」
元気で明るいカンガルーちゃんが応えました。

「い、いらっしゃい・・・ませ」
少し引っ込み思案なカンガルー妹ちゃんも頑張って応えました。

でもメイプルネコくんは
買い物客ではない事を告げると本題に入りました。



「僕みたいな女の子を見かけませんでしたか?僕の姉なんです。
 さっきアヒルさんに会って、ここに行けば会えると教えてもらって・・・」

そう言えばそんな事が以前にもありました。

迷子のアヒルちゃん~前編~

迷子のアヒルちゃん~後編~

いつの間にか『カンガルーフラワーショップ』は
捜し人が見つかるお店となったのでしょうか(^^ゞ



「まだうちには来てないけど・・・。
 もし良かったらここで待っていてもいいよ^^」

「本当ですか?!お願いします。
 僕、ここのお手伝い何でもします!」

メイプルネコくんはこの日から
カンガルー姉妹の家に住み込みで、
姉のメイプルネコちゃんを待つ事になりました。

早くメイプルネコちゃんに再会できると良いですね☆


~つづく~




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