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趣味のシルバニアファミリーの事、小さい物を載せています。
カンガルー姉妹の村
カンガルー姉妹の村の話
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名前: *詩歌*(しいか)
シルバニアやミニチュアが大好きです。
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マロンイヌとピンクマロンイヌ

もしかしたら気になった方もいたのでは?(きっといない^^;)

今回は彼女募集中のマロンイヌさんを呼びます。

マロンイヌさーん♪



「ん?」



「あっ、管理人さん。どうしたんですか?」

率直に訊きますね。

マロンイヌさん、娘欲しくないですか?

「えっ???」



最近仲間入りしたんですよ。

『ピンクマロンイヌの赤ちゃん』と家族になってくれませんか?

「か・・・・・・・・・」



「可愛いいいい!!(///∇//)」

ぎゅっっっっーーーーーー❤❤❤



「管理人さんありがとうございます!
こんなに可愛い子が俺の娘になってくれるなんて感激です!!」

「・・・・パパ?」

「そうだよ♪ 今日からピンちゃんのパパでちゅよ~♪」

ピンちゃん・・・・?
でちゅよ・・・?(^_^;)

マロンイヌさんもうすっかり親バカになったようです。

彼女募集と言っていたけれど、ピンクマロンイヌちゃんの
可愛らしさには勝てなかったようです(*^_^*)




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我が村の赤ちゃんは何人?

それはある日の昼下がりでした。

フラワーショップの方から家に入った
カンガルーちゃんはびっくりしました。



「ただい・・・・・・・え? お父さん、どうしたの?!」



カンガルーのお父さんは背中を出して痛がっていたのです。

カンガルー妹ちゃんが痛い所を触って、
湿布を貼ってあげようとしていました。



「あっ、お帰り。アカシカちゃんとお出かけは楽しかったか?」

見られてしまったかと、気まずそうなカンガルーのお父さんです。

「うん、楽しかったけど・・・それより、お父さんどうしたの?!」

「その・・・実は、背中を痛めてしまってね・・・。
頑張って、遊び過ぎてしまったらしい」

「・・・・遊び過ぎた??」

怪訝な顔をするカンガルーちゃんです。

カンガルーのお父さんは話し始めました。


☆★☆★☆★☆★


それは二日ほど前。

カンガルーのお父さんは村発展の為に
幼稚園を開園する事を思い付きました。

しかし、あの困った管理人。
村に何人の赤ちゃんがいるのか教えてくれませんでした。

『う~ん、分からないから、カンガルーさん数えといて♪』

と言い残し去って行ってしまったのです。

困ったカンガルーのお父さんは一ヶ所に
赤ちゃん達を集める事にしました。

色んな人に協力してもらって、その話は広まり、
今日がその集まる日だったのです。

赤ちゃんの人数を数えてもらう為に、
アヒルのお父さんに協力してもらう事になりました。



「アヒルさん、今日は宜しくお願いします」

「いえいえ、大丈夫ですよ。数えるだけですから。
三つ子も連れて来ましたよ」

「ありがとうございます。これで三人・・・」

次にやって来たのは仲良しの二人でした。



「カンガルーのおとうしゃん、こんにちはです♪」

「こんにちは~」



「こんにちは。来てくれてありがとう♪」

チワワの赤ちゃんとラベンダーウサギの赤ちゃんでした。

「これで、五人・・・」

その後も続々と、赤ちゃん達はやって来ました。

ところが、大人が二人もいるのに
カンガルーのお父さんとアヒルのお父さんは
何人いるのか分からなくなってしましました。



「・・・・途中まで数えていたのに・・・。アヒルさん分かりますか?」

「申し訳ありませんが、子供達に気をとられて・・・」

頭を深く下げるアヒルのお父さん。

カンガルーのお父さんは慌てて言いました。

「だ、大丈夫ですよ!みんなに並んでもらって、数え直しましょう」

「そうですね」

「それでは、みんな。一列になってごらん」

ざわつく赤ちゃん達です。

「いちれつって、なんでしゅか?」

「おじちゃん!くさぬいたよー」

「ねえねえ、あたちのうたきいて♪」

「まま・・・どこ・・・?」

全然、話を聞いてくれません。

「・・・困ったなぁ・・・。一体どうすれば・・・」

頭を抱え込んだカンガルーのお父さんに
一人の赤ちゃんが抱きついてきました。



「おじちゃん!あそんで!」

「えっ?!!」

その言葉をきっかけに赤ちゃん達が
「あそぼう!」「あそんで!」と騒ぎ出しました。



あっという間にカンガルーのお父さんとアヒルのお父さんは
赤ちゃん達に囲まれてしまいました。

「ま、待って!まだ数え終わって・・・!」

「おじちゃん、かたぐるまして!」

「おままごとしてくだしゃい!」

「すべりだいしようよー」

「ブランコがいいよー」

「あたちのうたきいて!」

こんな人数に囲まれては身動きがとれません。

「カンガルーさん、これは遊んであげないと数えられませんよ^^;」

「そうですね。アヒルさん、遊んであげましょう!」



そして、大人二人は一時間ほど赤ちゃん達と遊んだのでした。



☆★☆★☆★☆★



「だから、背中を痛めちゃったのね」

カンガルーちゃんは話を聞き終わり、納得しました。

「あんなに遊んだのは、お前達が赤ちゃんの頃以来だよ。
うちの末っ子はまだあんなに遊ぶ年齢ではないからね」

久しぶりの赤ちゃん達の遊びに
カンガルーのお父さんはとことん疲れてしまったようです。

「それで人数は分かったの?」

「・・・・それが、遊びに夢中で数えず、帰らせてしまったんだ(^^;」

呆れ顔のカンガルー姉妹です。

カンガルーのお父さんは一生懸命だけど、
いつもどこか抜けています。



「あなた。村発展に一生懸命なのも分かりますけど、
あまり無理しないで下さいね。
家族みんな心配しますよ」

ずっと見守っていたカンガルーのお母さんの言葉は
カンガルーのお父さんをとても気遣っていました。

カンガルーの末っ子ちゃんも心配そうにしていました。



「・・・ごめん・・・なさい」

カンガルーのお母さんには
頭が上がらないカンガルーのお父さんでした。


その後、数えられなかった事を管理人さんに報告しました。

結局何人なのか問い詰めたところ、

『多分・・・20人くらい?』と言う答えでした。

カンガルーのお父さんはリベンジを誓うしかありませんでした。






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ウサギのケーキ屋さんがオープン

ついにこの村に 
ケーキ屋さんがオープンしました。



店員さんはののはなウサギちゃんです。



「ようこそ♪
ここはカンガルーフラワーショップのお隣。
ウサギのケーキ屋さんです。
どうぞ中に入って下さい♪」



ショーケースには珍しいケーキやお菓子がいっぱいです。



バスケットの中には焼き立てのクッキーもあります。



「いらっしゃい」

ラベンダーウサギのお母さんがにこやかに出迎えてくれました。

 

「ゆっくりして行っておくれ♪
テラスではカンガルーさんが淹れたイチゴティーを用意しているよ♪」



オープン記念にラベンダーウサギのお母さんが
何かをカンガルー姉妹に作ってくれるようです。



わくわくしながら待つ姉妹。

「お待たせしました♪」

 

ののはなウサギちゃんが何かを持ってきました。

「これは何?」
首を傾げるカンガルーちゃん。

「中にいちごが入ってる?」
カンガルー妹ちゃんも初めて見るお菓子に首を傾げます。

「ラベンダーさんが二人を喜ばせたいって用意してくれたのよ♪
和菓子でいちご大福って言うの」

「わがし?」

「いちご・・・だいふく??」



「・・・美味しいのかな?」

「食べてみなきゃ分からないわよ」

カンガルーちゃん達はパクッと食べてみました。

「・・・あれ?」

「・・・すごい」

姉妹は瞬きをしました。

「とっても美味しい!」
声を合わせて姉妹は喜びました。

それを見たののはなちゃんとラベンダーさんはにっこりです。




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迷子のアヒルちゃん~後編~

カンガルーちゃんがアヒルの赤ちゃん達と
お父さんとお母さん捜しを決めた時、

お店の方から、ガヤガヤ声が聞こえてきました。




「お店で何かあったのかしら?」

そこへカンガルーのお母さんが大慌てでやって来ました。




「大変よ!三つ子の赤ちゃんが迷子のようよ!」

「え?三つ子の赤ちゃんって・・・」



「この子達の事?」

「あら!!」

カンガルーのお母さんはびっくりです。


お店の中ではアヒル夫妻が
アカシカのお母さんに事情を説明していました。



「今日この村へ北の国から引っ越して来たのですが・・・」

「まあ、遠い所からいらっしゃったのね!」

「はい。北の国に住む親切な方が、
私達家族をこの村に案内して下さりました」

アヒルのお母さんは話を続けます。

「私が目を離した隙に子供達がいなくなってしまい・・・」



「私がちゃんと見ていれば・・・」

悲しむアヒルのお母さんをアヒルのお父さんは慰めます。

「大丈夫ですよ。必ず見つかりますわ!」
アカシカのお母さんも勇気づけます。

「ママ!パパ!」

その時、アヒル夫妻を呼ぶ声がしました。



赤ちゃん達の声にアヒル夫妻はパッと明るい表情を見せました。



「あなた達、何処へ行っていたの?!」

「ママごめんしゃい・・・」

「心配したんだよ。無事で良かった」

「パパごめんなさい・・・」

アヒルの赤ちゃん達が見つかり、胸をなで下ろすアヒル夫妻です。



「ご迷惑をおかけしました」

「ねえたん、すき」

「(今度)あそぼー」

「ピヨ」

「これからはちゃんとお母さんとお父さんの傍にいるのよ^^」

カンガルーちゃんも一安心です。




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迷子のアヒルちゃん~前編~

カンガルーのお父さんと妹ちゃんが
ケーキ屋さんの店長を捜している頃、

カンガルーちゃんは一人
二人の事を考えていました。



「お父さんもあの子も何処まで行っちゃったんだろう・・・?」

とても心配そうなカンガルーちゃん。

そこへ小さな影がやって来ました。



「ピヨ」



「え???・・・アヒルの、赤ちゃん???」

ピンクのよだれかけのアヒルの赤ちゃんが
走ってやって来ました。

「ピヨ」

「あれ?この村にアヒルさんはいなかった筈だけど・・・??
さては、また管理人さんが相談もなしに・・・」

カンガルーちゃんはちょっと困り顔。

でもアヒルの赤ちゃんの愛くるしい瞳に
管理人さんを怒る気もなくなりました。

「まぁいいっか。
君、一人なの?お父さんとお母さんは?」

「ピヨ」



すると、今度は青いよだれかけの子がやって来ました。

「えっ?!もう一人いたの?」



今度はまた違う方から黄色いよだれかけの子がやって来ました。

「えっ?!えっ?!」

あっという間にカンガルーちゃんは
アヒルの赤ちゃん達に囲まれました。



「三つ子ちゃんだったんだ!」

「ピヨ!ピヨ!」



何かを訴えてるアヒルの赤ちゃん達。

「どうしたの?君達のお父さんとお母さんは何処にいるの?」

青いよだれかけの子が言います。

「パパ!」

黄色いよだれかけの子が言います。

「ママ!」

ピンクのよだれかけの子が言います。

「いないの!」



カンガルーちゃんは驚きました。

どうやら迷子だったようです。

「じゃあ、私が君達のお父さんとお母さんを捜してあげるね」

「ピヨ!!」

アヒルの赤ちゃん達は喜びました。



今度はカンガルーちゃんとアヒルの赤ちゃん達の
お父さんとお母さん捜しが始まりました。



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