今日はひな祭りです。
(正確に言うと昨日がひな祭りでした

)
・・・の筈なんですが。
何やらひな祭りっぽくない後姿を
カンガルーちゃんは見つけました。
「・・・どうしよう・・・」
哀愁漂う後姿の誰かは、そう呟きました。
「あれ?あの人、誰だろう?」
カンガルーちゃんはそっと近づきました。
振り返ったその誰かはカンガルーちゃんと
同じカンガルーのお兄さんでした。
「お兄さん・・・どうしたの?」
「あっ、初めまして」
カンガルーのお兄さんは頭を下げました。
カンガルーちゃんも挨拶をすると、
その姿に気づきました。
「お兄さん、鬼さん?」
「うん。節分だから来たんだけど・・・。
どうやらひと月間違えたみたい

」
確かに今日はひな祭りで、
節分は終わっています。
「おかしいなと思ったんだ。
誰も豆を投げてくれないから

」
どうやらこのお兄さん間が抜けているようです。
「折角鬼さんになったのに、残念だったね・・・」
カンガルーちゃんが励まします。
「うん。でもこの格好気に入ってるから♪
来年、今度は忘れないようにまた来るよ!」
笑顔のお兄さんにカンガルーちゃんも嬉しくなって頷きました。
「うん。私、忘れないで待ってるね♪」
「ありがとう、カンガルーちゃん♪」
二人は手を振り合うと来年また会える日を楽しみに
その場を去りました。
~間違えた鬼さん:おわり~
***
お兄さん設定の鬼さん。
カンガルーちゃんと比べると親子のようですが、
背の高いお兄さんと言う事にしておいて下さい(^^ゞ
因みに我が家のカンガルーお父さんの違いがあります。
同じ顔ですが、お父さんの特徴は耳。
耳に傷があるのが我が村のお父さんです。
カンガルー父「これぞ、男の勲章!!」
なんて決めポーズしてますけど、
ただ擦り剥いてしまっただけです・・・(T▽T;)
カンガルー父「・・・(´・ω・`)しょぼーん」
***
>>ホーミンさんへ
拍手コメントありがとうございます。
どうぞブログに載せて頂いて大丈夫です(*^_^*)
寧ろ大歓迎です(笑)
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