忍者ブログ
趣味のシルバニアファミリーの事、小さい物を載せています。
カンガルー姉妹の村
カンガルー姉妹の村の話
 ↑
*クリックすると詳細が開きます*
プロフィール


名前: *詩歌*(しいか)
シルバニアやミニチュアが大好きです。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
バーコード
ブログ内検索
忍者カウンター
[20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

迷子のアヒルちゃん~後編~

カンガルーちゃんがアヒルの赤ちゃん達と
お父さんとお母さん捜しを決めた時、

お店の方から、ガヤガヤ声が聞こえてきました。




「お店で何かあったのかしら?」

そこへカンガルーのお母さんが大慌てでやって来ました。




「大変よ!三つ子の赤ちゃんが迷子のようよ!」

「え?三つ子の赤ちゃんって・・・」



「この子達の事?」

「あら!!」

カンガルーのお母さんはびっくりです。


お店の中ではアヒル夫妻が
アカシカのお母さんに事情を説明していました。



「今日この村へ北の国から引っ越して来たのですが・・・」

「まあ、遠い所からいらっしゃったのね!」

「はい。北の国に住む親切な方が、
私達家族をこの村に案内して下さりました」

アヒルのお母さんは話を続けます。

「私が目を離した隙に子供達がいなくなってしまい・・・」



「私がちゃんと見ていれば・・・」

悲しむアヒルのお母さんをアヒルのお父さんは慰めます。

「大丈夫ですよ。必ず見つかりますわ!」
アカシカのお母さんも勇気づけます。

「ママ!パパ!」

その時、アヒル夫妻を呼ぶ声がしました。



赤ちゃん達の声にアヒル夫妻はパッと明るい表情を見せました。



「あなた達、何処へ行っていたの?!」

「ママごめんしゃい・・・」

「心配したんだよ。無事で良かった」

「パパごめんなさい・・・」

アヒルの赤ちゃん達が見つかり、胸をなで下ろすアヒル夫妻です。



「ご迷惑をおかけしました」

「ねえたん、すき」

「(今度)あそぼー」

「ピヨ」

「これからはちゃんとお母さんとお父さんの傍にいるのよ^^」

カンガルーちゃんも一安心です。




拍手[0回]

PR

迷子のアヒルちゃん~前編~

カンガルーのお父さんと妹ちゃんが
ケーキ屋さんの店長を捜している頃、

カンガルーちゃんは一人
二人の事を考えていました。



「お父さんもあの子も何処まで行っちゃったんだろう・・・?」

とても心配そうなカンガルーちゃん。

そこへ小さな影がやって来ました。



「ピヨ」



「え???・・・アヒルの、赤ちゃん???」

ピンクのよだれかけのアヒルの赤ちゃんが
走ってやって来ました。

「ピヨ」

「あれ?この村にアヒルさんはいなかった筈だけど・・・??
さては、また管理人さんが相談もなしに・・・」

カンガルーちゃんはちょっと困り顔。

でもアヒルの赤ちゃんの愛くるしい瞳に
管理人さんを怒る気もなくなりました。

「まぁいいっか。
君、一人なの?お父さんとお母さんは?」

「ピヨ」



すると、今度は青いよだれかけの子がやって来ました。

「えっ?!もう一人いたの?」



今度はまた違う方から黄色いよだれかけの子がやって来ました。

「えっ?!えっ?!」

あっという間にカンガルーちゃんは
アヒルの赤ちゃん達に囲まれました。



「三つ子ちゃんだったんだ!」

「ピヨ!ピヨ!」



何かを訴えてるアヒルの赤ちゃん達。

「どうしたの?君達のお父さんとお母さんは何処にいるの?」

青いよだれかけの子が言います。

「パパ!」

黄色いよだれかけの子が言います。

「ママ!」

ピンクのよだれかけの子が言います。

「いないの!」



カンガルーちゃんは驚きました。

どうやら迷子だったようです。

「じゃあ、私が君達のお父さんとお母さんを捜してあげるね」

「ピヨ!!」

アヒルの赤ちゃん達は喜びました。



今度はカンガルーちゃんとアヒルの赤ちゃん達の
お父さんとお母さん捜しが始まりました。



拍手[0回]

ケーキ屋さんの店長捜し

カンガルーのお父さんとカンガルー妹ちゃんは
ケーキが好きな子の所へ出かけました。



「こんな所にその子はいるのか?」
カンガルーのお父さんが訊きます。

「・・・この先にいる筈よ」

「それにしても・・・」



「何故、こんな高い所にいるんだ?!。゚(゚´Д`゚)゜。」

どうやらカンガルーのお父さんは
高所恐怖症だったようです。



そんなカンガルーのお父さんを無視して
カンガルー妹ちゃんは言いました。

「確かこの中にいたわ」



中には小物がぎっしりでした。



見つけました。

この中にケーキ好きな子がいます。



それは『ふじさん』と言う所からやって来た
ののはなウサギの女の子でした。

「カンガルーちゃん久しぶり!」

「ののはなちゃん久しぶり。 実はね・・・」

二人はののはなウサギちゃんに
ケーキ屋さんの店長を捜している事を伝えました。

「だったら、あたしと同じケースに入っていたラベンダーさんはどうかしら?
ここの村に来る前に『北の国』でケーキを作ってたって言ってたわ!」

早速、ののはなウサギちゃんに呼んでもらいました。



「ののはなちゃん、あたしに何か用かい?」

「カンガルーちゃん達がケーキ屋さんの店長を捜してるの!
ラベンダーさんはケーキを以前作ってたって言ってたから二人に協力して!」



二人もラベンダーウサギのお母さんにお願いしました。

「そうなのかい?あたしで良ければ協力しますよ」



「やった!」
ののはなウサギちゃんは大喜び。

「良かった!これでケーキ屋さんとカフェがオープン出来る!」
カンガルーのお父さんは高い事も忘れてジャンプして大喜び。

カンガルー妹ちゃんもにっこり笑いました。


ラベンダーウサギのお母さんはケーキ屋さんの店長。
ののはなウサギちゃんは店員になる事になりました。

オープンを夢見て二人は
一先ず家に帰る事にしました。



「考えてみたら、またここを通らないといけないのか・・・(´;ω;`)」

「・・・お父さん。次の時は管理人さんに連れて来てもらおうね」
カンガルー妹ちゃんはボソッと呟きました。





拍手[0回]

悩むカンガルー父、見守るカンガルー妹

村発展に悩むカンガルーのお父さんです。

今考えている事はケーキ屋さんの店長を誰にするかです。



「あーでもない。こーでもない。ブツブツ・・・」

紙を広げて睨めっこです。

カンガルー妹ちゃんは
そんなお父さんを見守っていました。

「そもそも、この村に何人の住人がいるのか分からん(´・ω・`)
ここの管理人は相談もなしに勝手に住人を増やすから・・・ブツブツ」

カンガルーのお父さんお困りのようです。

そこへカンガルー妹ちゃんが話しかけて来ました。



「私、ケーキ屋さんにぴったりな子を知ってるよ」



「何だって!どうしてもっと早く言わないんだ!」



「では、その子を呼んで来てケーキ屋さんを開店してもらおう!」

カンガルーのお父さんは大興奮です。

「・・・でも、その子ケーキは好きだけど作れないって言ってた」

「何だって?!Σ( ̄ロ ̄|||)」

カンガルーのお父さんはがっかりしました。

しかし今後の村発展には少しでも人手が必要です。

二人はそのケーキ好きな子を捜しに行く事にしました。



拍手[0回]

カンガルーのフラワーショップがオープン

「ついに村に第一号のお店がオープンしたよ♪」



カンガルーさんが運営する フラワーショップです♪



「お母さんがここの店長さんだよね?」

「そうよ^^頑張りましょうね」

「まま。がんびゃ!」

「あら、赤ちゃんも応援ありがとうね♪」

「実はもう一人手伝ってくれる方がいるのよ」

「そうなの?お母さん一人だと思ってた!」



「久しぶりね、カンガルーちゃん!」

「アカシカのおば様!お久しぶりです!」

「あら?妹ちゃんは何処に行ったのかしら?」

「今お父さんと村の発展について話し中。
あの子、あまり役に立ってないと思う^^;」

「そんな事ないわよ!村の為に頑張ってるじゃない^^」

「そうだね♪」



「このフラワーショップのお隣がケーキ屋さんだから
ここでは紅茶とケーキも食べれるようになっているのよ」

「凄い!お花屋さんでカフェ屋さんだね!」

「そうよ♪」

「所でケーキ屋さんは誰がやるの?」

「・・・。その事なんだけど、まだ店長さんが決まってないのよ」

「えー。ケーキ食べたいのに!」

「ゆっくりゆっくり、ここの村長さんが少しずつ解決してくれるわよ。
だからカンガルーちゃんも頑張ろうね♪」

「・・・。村の為にも私頑張る!素敵な村作りたいもん!」

「うん♪」

カンガルーちゃんを見つめるお母さんの表情は
とても優しく穏やかでした。





拍手[0回]



忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne