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趣味のシルバニアファミリーの事、小さい物を載せています。
カンガルー姉妹の村
カンガルー姉妹の村の話
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名前: *詩歌*(しいか)
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謎のうさぎポット①

カンガルーフラワーショップの前に
バイト募集中のチラシを貼り終えたその日。

カンガルーのお父さんは
仕事から帰って来ました。



「ただいま~♪」

鼻歌交じりで上機嫌です。

「お父さん、お帰りなさい!」

カンガルーちゃんが出迎えます。



「ん?お父さん、何を持ってるの?壺???」

「ふふふ♪ 実はさっき家の前でフードを被った青年に会ってな♪」

「フードを被った・・・?」

フードを被ったの言葉が何故か引っかかります。
でも頭がもやっとして思い出せません。

「その青年がこれをくれたんだ♪
 うさぎの和ポットだと言っていたかな?」

「え?知らない人からもらって来ちゃったのemoji



「大丈夫!とても感じのいい青年だったよ♪
 あれは私とよく似たイケメンだった!」

テーブルに和ポットを置いたカンガルーのお父さんは
とても誇らしげです。

「お父さんに似てるかは知らないけど・・・emoji
 ここに置いたら、お母さんに怒られるよ」



『お母さんが怒る』と聞いて
カンガルーのお父さんはビクッとしました。

「やっぱり・・・怒るかな?emojiemoji

「うん。しかも『知らない人からもらって来るなんて!』って、
 絶対に叱られると思う・・・」

「じゃあ、隅にそお~っと置いておこう。
 これは二人だけの秘密だからな」

「うん。分かった」

カンガルーちゃんは頷きました。

「でもどうして、そんなに大事にするの?」

「青年が言ったんだよ。
 『これを家に置いておけば、幸せが訪れる』と♪」
 
「・・・・・・・・・」

こういう事に弱いカンガルーのお父さんに
カンガルーちゃんは心底心配になりました。




いつもおかしな行動をするカンガルーのお父さんです。
カンガルーのお母さんは和ポットが家に置いてあっても
問い詰める事もせず放置しました。



それにしてもこの和ポット。

本当に幸せが訪れるのでしょうか?
それとも、からかわれただけなのでしょうか?

謎は深まるばかりです。



~つづく~






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